「妊娠を望む女性」の場合、厚生労働省が葉酸のサプリメントを飲むように勧めていますし、お腹の中で新しい命が育まれるわけですから、カルシウムやら、鉄やら、あらゆる栄養成分の必要とされる量や質が、普段よりも高まることは、誰でも分かりますから、マルチビタミンミネラルなどのサプリメントを飲むことの大切さについて、明快に理解できると思います。

ところが、「パートナーの妊娠を望む男性」の場合はどうでしょうか?

これが、今一つ、“よく分からない”というか、“混とん”としているのではないでしょうか?

たとえば、すぐに思いつくのは“精力系”のものだと思うのですが、たいていは、「怪しげ」です。

そんな状況を反映してか、「主人にはどんなサプリメントを飲んでもらうのがいいのか?」と、男性用のサプリメントについてのご相談が、多く寄せられていました。

そこで、まず、私たちは、“混とん”として、“よく分からない”状態の中で進むためには、“羅針盤”が絶対に必要であると考え、「男性の専門家」に協力いただくことにしました。

その結果、お子さんを望む男性のためのサプリメント、「ベイビー&ミーフォーメン」ができたわけです。

ベイビー&ミーフォーメン」の監修ドクターである、恵比寿つじクリニック院長の辻先生にお話しをお伺いしましたので、そのインタビュー内容をご紹介します。

男性にとってのサプリメントの賢い使い方

?男性不妊専門クリニック「恵比寿つじクリニック」の辻院長に聞く?

お話しをお伺いしたテーマ

(1) 私たちが男性用サプリメントを開発した理由
(2) 男性不妊を診断、治療するのは男性不妊を専門とする泌尿器科医
(3) そもそも、サプリメントは使えるのか?
(4) 男性不妊と診断された場合
(5) どんなサプリメントを選ぶべきか?

(1) 私たちが男性用サプリメントを開発した理由

細川)私たちは、サプリメントの選び方や使い方について、お客さまから、直接、メールやお電話で、ご相談を受け付けています。以前から、お子さんを望まれる男性のためのサプリメントについての相談を多くいただいておりまして、男性向けサプリメントへの関心の高さを感じておりました。
先生のクリニックに来院される男性の患者さんの中にも、サプリメントについて関心を持っている方はいらっしゃいますでしょうか?

辻先生)多いですね。初診時の問診票でサプリメントについて尋ねていますが、ほとんどの男性は、何らかのサプリメントを利用されているようです。

細川)どんなサプリメントを飲んでいらっしゃるのでしょうか?

辻先生)いろいろです。ただ、ほとんどは、何が入っているのかよく分からないもの、規格があいまいなもので、冗談でなく、怪しげなものも少なくありません。

細川)サプリメントは、法的には食品になりますから、医薬品と違って、何の規制もありませんので、その内容や品質にはまったく玉石混淆状態と言えると思います。

辻先生)その通りですね。

細川)そんな状態ですから、皆さん、「サプリメントを利用したい」、そして、「信頼できるものを選びたい」、けれども、「よく分からない」と、困惑されていらっしゃるのだと思います。

辻先生)当然と言えば、当然のことかもしれませんね。

細川)そのため、私たちは、そんな方々のご要望にお応えしたい、そして、お子さんを望まれる男性のために、決して、気休めではなく、科学的な根拠のある成分を配合した製品をつくりたいと考えました。
そして、そのことを実現するために、男性不妊の専門家でいらっしゃる辻先生にご指導をお願いした次第です。

(2) 男性不妊を診断、治療するのは男性不妊を専門とする泌尿器科医

細川)今回、先生に監修いただいき、男性向けのサプリメントを企画開発させていただいて感じたのですが、男性不妊を専門とするのは泌尿器医であることは、あまり知られていないようです。

辻先生)そうかもしれませんね。そもそも、泌尿器科医の中でも、男性不妊を専門とする医師は、とても少なく、大学病院を含めても国内に50人もいません。

細川)そんなに少ないのですね。また、不妊の原因が女性側、男性側、ほぼ、半々くらいであるということも、正しく認識されていないように思います。

辻先生)そうですね。いずれに原因があっても、不妊治療は女性に施されるわけですが、妊娠の可能性を高めるには、男性の精子の質を高める努力や工夫も大切であるということも、もっと知っておいてほしいことです。

細川)そういう意味では、今回、日本で初めて、男性不妊を専門とする医師の監修によるサプリメントが企画開発されたわけで、このことをきっかけに、多くのご夫婦に正しく認識していただけるようになればと思います。

辻先生)そうなればいいですね。

(3) そもそも、サプリメントは使えるのか?

細川)まずは、基本的なところをお伺いしたいのですが、お子さんを望まれる男性のためのサプリメントについて、辻先生のお考えをお聞かせいただければと思います。

辻先生)妊娠の成立や継続には、卵子の質だけでなく、精子の質もとても重要です。そして、男性は女性の卵子の場合と違って、精子を、常に、つくり続けられています。
そのため、精子は、男性の心身の健康状態の影響を大きく受ける宿命にあることから、質のよい精子を育む体内環境を整えることを目的に、サプリメントを活用することは意味のあることだと思います。

細川)なるほど。

辻先生)これは、男性不妊であるかどうか以前の問題です。

細川)はい。

辻先生)たとえば、たばこや深酒、偏った食生活、また、精巣(こう丸)を温めることもよくないですね。あと、新鮮な精子のほうが妊娠しやすいので、長い禁欲期間はマイナスになります。

細川)本当に精子はデリケートな存在なのですね。

辻先生)はい。もちろん、影響の程度には個人差がありますが、お子さんを望まれる男性は、健康的な生活を心がけ、サプリメントで栄養成分を補充することも大切なことです。

細川)よく分かりました。

(4) 男性不妊と診断された場合

細川)さて、もしも、精液検査の結果が思わしくなく、男性不妊と診断された場合でも、サプリメントは使えるのでしょうか?

辻先生)ご承知の通り、男性不妊と一口で言っても、その原因や程度はさまざまです。
乏精子症や精子無力症とされるケースで最も多いのは原因不明によるものです。この場合、特効薬は残念ながら存在しません。普通、ホルモン剤や漢方薬などが処方されることが多いのですが、抗酸化作用のある成分をサプリメントで摂取することは、試してみる価値があると思います。

細川)なるほど。

辻先生)また、もしも、人工授精や体外受精、顕微授精などの治療が必要とされるようなケースであっても、抗酸化作用のある成分を補充し、少しでも精子の質をよくすることで、治療成績の向上が期待できます。たとえ、無精子症で精巣から精子を採取しなければならない重度の男性不妊であっても同様です。
海外の文献では、体外受精を受ける予定のカップルの男性に治療3ヶ月前から抗酸化サプリメントを摂取してもらうと、摂取しなかったグループに比べて、妊娠率が高かったとの報告もあります。

細川)男性不妊と診断された場合でも、サプリメントは活用できるということですね。

(5) どんなサプリメントを選ぶべきか?

細川)それでは、精子の質を高めるためには、どのような栄養成分を補充するのが、より効果を期待することができるのでしょうか?

辻先生)これまでの臨床経験、そして、泌尿器科、男性不妊関連の文献から、実績のある成分を挙げるとすれば、まずは、抗酸化作用のあるビタミンやミネラル、そして、L-カルニチンということになると思われます。

細川)抗酸化ネットワークを強化するということでしょうか?

辻先生)そういうことですね。
また、配合量も大切です。特に、L-カルニチンは、厚生労働省によってサプリメントに認められている最大量の1グラム(1,000mg)は必要です。

細川)はい。

辻先生)また、女性の場合、葉酸のサプリメントを摂ることを推奨されていますが、実は、男性側でも葉酸が不足すると、精子のDNAの損傷率が高くなるとの報告がありますね。

細川)男性も葉酸を補充することが大切なのですね。

辻先生)そういうことです。

細川)あと、いろいろな伝承的なハーブや食品で、男性の精子や精力増強によいとされているものがあって、いろいろな製品が出回っているようですが、これらについては、どのようにお考えになっていらっしゃるのでしょうか?

辻先生)世界のあちこちで、伝統的に使われている自然の強精剤は、たくさん存在します。
確かに、効果が期待できるものもあるのかもしれません。ただし、その副作用も含めてきちんとした手法で検証されているものはほとんどないのが現実です。

細川)はい。

辻先生)また、自然の作物や自然界で獲れるものについては、規格化することは不可能に近いでしょう。要するに、収穫場所や時期、収穫方法によって、有効成分の含有量にバラツキがあるということです。

細川)よく分かります。

辻先生)冒頭に指摘したあいまいなサプリメントというのは、含有成分が精子の質を改善するという科学的な根拠があるのかどうかが不明であるということ、また、有効であると考えられている成分であっても、本当に、有効とされる量が、どの製品にも含まれているのかどうかが不明であるという、その2点において、極めてあいまいだということです。

細川)なるほど。

辻先生)科学的な根拠のある配合内容と量が、きちんと配合されていて、安全で、安心できる原料が使われていること、そして、製造レベルにおいても、信頼できる製品であることが必須の条件でしょうね。

細川)よく分かりました。本日は、ありがとうございました。

■恵比寿つじクリニックサイト

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